まるごと学ぼう!!食育講座2015

~作って食べてたべもの博士!~

2015年度の「まるごと学ぼう!!食育講座」は先人たちの知恵と工夫から生み出された「北海道の郷土食と行事食」をテーマに、道内各地で食べ継がれてきた北海道ならではの料理や、お祭りやお月見などの行事食の調理方法と、その由来や栄養などを教えます。
6月~11月の6ヶ月間、毎月1回土曜日に開催し、5回はエルプラザの会場で調理と座学、1回は農場で現地学習を行います。ちらし2015

2015年度活動内容
期 間: 2015年6月20日~11月21日(全6回)
対 象: 札幌市内の小学校3年生~6年生
受講料: 12,000円

【活動報告】
2015年度の「まるごと学ぼう!!食育講座」は「知恵とおいしさたっぷり!!どさんこ料理」をテーマに、郷土料理と行事食を学ぶことで食の知識と味覚を広げ、食のすばらしさを実感し、より豊かな食生活になるよう実践を通じて子どもたちに伝えました。
6月~11月の6ヶ月間、毎月1回土曜日に開催し、5回はエルプラザの会場で調理と講義、1回は農場で現地学習を行いました。エルプラザの会場で行った講座では、料理の基本である米のとぎ方、包丁の使い方を始め、郷土料理と行事食の由来や工夫、栄養について学びました。また、漁師さんから魚のさばき方を教えてもらい、一人一尾ずつカレイをおろして調理を行いました。
現地学習では8月に長沼町の農場へ行き、何種類もの野菜の収穫を行い、昼食には採れたて野菜と、豚汁を食べました。豚汁には農場で飼われていた豚の肉が入っており、食後に子豚と触れ合い、生産者の話を聞いて命をいただいていることを学びました。
最終回には班ごとに修了式を祝うオリジナルお寿司とかすべの煮つけを作り、参加した保護者と共に食べました。また、午後には6回の講座をひとつずつ振り返って学んだ事を確認し、一人ひとりに修了証の授与を行って2015年度の食育講座は修了しました。
この講座で子どもたちは、伝統行事や祭りの際に食べる行事食、地域特有の郷土料理には、先人たちの知恵や工夫、美味しさがたくさん詰まっていることを学びました。またこれらの食が四季折々の自然の恵みに感謝をして食べ継がれてきたことも知ることができました。班の活動を通して仲間づくりの楽しさや協同の意義も学び、子どもたちとスタッフ双方にとって充実した講座となりました。

テーマ: ~北海道の郷土食と行事食~

第1回  6月20日(土) お祭り料理に挑戦!
講師:範国 有紀さん(栄養士・フードコーディネーター)
環境のお話:安達 愛さん橘 絢子さん(NPO法人ezorock)
第2回  7月18日(土) 郷土料理と行事食ってなぁに?
講師:範国 有紀さん(栄養士・フードコーディネーター)
第3回  8月22日(土) いのちはみんなつながっている(現地学習)
講師:駒谷信幸さん((農)駒谷農場 会長)
第4回  9月19日(土) 漁師さんと作る旬の浜料理
講師:北海道名誉指導漁業士 石崎 忠幸(日高町厚賀「石崎水産」代表)
第5回 10月10日(土) 秋の味覚たっぷり♪最高のお月見料理
講師:菊池 和美さん(藤女子大学人間生活学部 食物栄養学科 教授)
第6回 11月21日(土) みんなで作ろう!冬の郷土食~お寿司で修了式をお祝い~
講師:吉田 知子さん(野菜ソムリエ 雑穀エキスパート)

まるごと学ぼう!!食育講座2015~作って食べてたべもの博士!ちらし

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