まるごと学ぼう!!食育講座2014
作って食べて たべもの博士!~元気のもとは やっぱり「和食」~
2014年度の「まるごと学ぼう!!食育講座」は『元気のもとは やっぱり「和食」』をテーマに、旬の食材を使い材料の味を生かした彩りの良い調理の仕方、栄養バランスにも配慮した和食の良さ、もてなしを子どもたちに教え、毎日の食のあり方を、実践を通じて伝えました。
6月~11月の6ヶ月間、毎月1回土曜日に開催し、5回はエルプラザの会場で調理と座学、
1回は農場で現地学習を行いました。エルプラザの会場で行った講座では、料理の基本である米のとぎ方、包丁の使い方を始め、かつお節を削る体験や、漁師さんから魚のさばき方を教えてもらい、一人一尾ずつホッケをおろして調理を行いました。また、和食の料理長さんから、おもてなし料理と美しい盛りつけ方についても学びました。そして毎回、和食の基本「一汁三菜」の献立を調理しました。
現地学習では8月に安平町の農場へ行き、平飼いの鶏舎での卵とりや有機野菜の収穫を行い、昼食には採れたて野菜と卵、鶏舎で飼われていた鶏が入ったスープを食べることで命をいただいていることを学びました。
最終回には「おせち料理」を作り、保護者と共にみんなで食べました。また、午後には6回の講座をひとつずつ振り返って学んだ事を確認し、急須で日本茶を入れて飲みました。そして一人ひとりに修了証の授与を行って2014年度の食育講座は修了しました。
この講座で子どもたちは、和食の基本である一汁三菜の食事は、旬の食材を使い栄養バランスの良い食事が出来る事を学びました。また、班の活動を通して仲間づくりの楽しさや協同の意義も学び、子どもたちとスタッフ双方にとって充実した講座となりました。
2014年度活動内容
期 間: 2014年6月21日~11月15日(全6回)
対 象: 札幌市内の小学校3年生~6年生 21名
受講料: 12,000円
テーマ: ~元気のもとは やっぱり「和食」~
6月21日(土) 和食といえば「だし」が決め手
栄養士、フードコーディネーター 範國 有紀
NPO法人ezorock(エゾロック)
7月26日(土) 和食の基本は一汁三菜
栄養士、フードコーディネーター 範國 有紀
8月23日(土) 生きているものをいただくということ
安平町 無何有の郷農園 小路 健男
またたびFarm 俣野 利一郎
9月20日(土) 漁師さんとお魚をさばいてみよう
日高町厚賀「石崎水産」代表、北海道名誉指導漁業士 石崎 忠幸
10月11日(土) 和食の達人から学んじゃオー
JRタワーホテル日航札幌 スカイレストラン「丹頂」料理長 山中 俊幸
11月15日(土) お・も・て・な・しキッズ~おせち料理に挑戦!~
野菜ソムリエ、雑穀エキスパート 吉田 知子
NPO法人北海道食の自給ネットワーク食育講座2014年度ちらし
NPO法人北海道食の自給ネットワーク食育講座2014年度募集要項