2014年度 第3回 生きているものをいただくということ
第3回 生きているものをいただくということ
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8月23日(土)は、貸切バスで安平町の「無何有の郷農園」と「またたびFarm」へ行きました。行きのバスの中で「ニワトリは1日に何個卵を産む?」、花の写真を見て「何の野菜の花でしょう?」などクイズ形式の予習を行いました。
「無何有の郷農園」では平飼いのニワトリ小屋に入り、卵を一人1個ずつ取りました。地面を掘って砂浴びをしている鶏や、止り木に止まって鳴いている鶏などが近くにいてみんなドキドキ。次はにんじん畑に行き、にんじんを抜き、葉を切り落としました。子供たちにとっては、葉を切り落とす作業がとても楽しかったようです。「またたびFarm」ではトマト、ナス、ピーマン、とうもろこしを収穫しました。また、ミニトマトのもぎたてをその場で「パクっ」、トマトがあまり好きではない子も「甘くておいしい」と絶賛。昼食は自分たちで収穫した野菜と丸ごと一羽の鶏が入ったスープです。鶏は「無何有の郷農園」の卵を産めなくなったニワトリで、「生きているものをいただくということ」を学びました。食後には生産者さんから有機農業・循環型農業についてのお話や、バス学習での答え教えてもらいました。子供たちは農業の重要さや命をいただいていることに興味を持ち、たくさんの質問をしていました。また、農業の大変さを知り、食べ物の大切さを実感したようです。
子供たちは家に帰ってから、農場で体験したことや生産者さんの話を家族にたくさん話してくれたようです。たくさん学んで食べての美味しく楽しい充実した現地学習となりました。