アニマルウェルフェア・ネットワーク(通称「あにふく」)2019年度
2019年度は肉牛についての学習をさらに進めます。6月29日には瀬尾先生から肉牛のアニマルウェルフェアについてお聞きし、畜産バイヤーから肉の販売の話をお聞きします。(チラシ参照)
11月10日にはかねてリクエストのあった屠畜場について話を聞きます。今まで家畜飼育の現状について何度か学習してきましたが、最期の場となる屠畜場で家畜はどのような扱いをされているのか?(一社)アニマルウェルフェア畜産協会事務局で獣医師の奥野尚志氏から話していただきます。肉を食べるには避けて通れない屠畜、現状と問題点をぜひ一緒に学びましょう。
第一回 あにふく(アニマルウェルフェア)学習会
『牛の育つ環境と流通について』
アニマルウェルフェアとは家畜たちが心地よく過ごせるように配慮した飼い方の事です。今回は肉牛のアニマルウェルフェアについて学習します。
どんな環境で育った牛の肉が「霜降り肉」になるのか?高価だからおいしい肉なのか?
流通や販売の実情についての話も聞きます。是非ご参加ください。
■日 時 6月29日(土)13:30~16:00
■会 場 札幌エルプラザ 2F 環境研修室2 (札幌市北区北 8 条西 3 丁目)
■参加費 自給ネット会員400円、一般500円
「肉牛のアニマルウェルフェア」
講師:瀬尾 哲也氏(帯広畜産大学畜産学部准教授)
「流通・販売の現場から見た牛肉の話」
報告:小野寺 圭史氏(生活協同組合コープさっぽろ生鮮本部畜産部バイヤー)
第二回 あにふく(アニマルウェルフェア)学習会
『と畜場でアニマルウェルフェアを考える』
私たちは植物や動物の命をいただいて日々の食を賄っています。
今回は肉を食べる上で避けて通れない屠畜場について学びます。是非ご参加ください。
■日 時 11月10日(日)13:30~16:00
■会 場 札幌エルプラザ3階工芸室(札幌市北区北8条西3丁目)
■講 師 奥野尚志氏(一般社団法人アニマルウェルフェア畜産協会事務局)
あにふく(アニマルウェルフェア)学習会 第3弾
『北海道から畜産が変わる!』
サッカーだけでなくマラソン、競歩も札幌が会場となるオリンピックは、北海道の豊かな自然や安全・安心な食を世界にアピールするチャンスです。選手・関係者の多くがGAPやアニマルウェルフェア(AW)製品を求める中で、畜産王国北海道こそ要望に応えたいところです。北海道には乳製品の認証製品もあり、肉牛の認証制度も進められています。北海道のおいしい食材で「おもてなし」できることを願い学習します。
日時:2月24日(月:振休)13:30~16:30(13:00開場)
会場:札幌エルプラザ2F研修室3(札幌市北区北8条西3丁目)
■参加費 自給ネット会員400円、一般500円
主催:NPO法人北海道食の自給ネットワーク
後援:(一社)アニマルウェルフェア畜産協会
○「北海道の取り組み」
講師:叶拓斗氏(北海道農政部生産振興局畜産振興課主幹)
○「アニマルウェルフェアを広める取り組み」
講師:瀬尾哲也氏(帯広畜産大学畜産学部准教授)
山口県出身アニマルウェルフェア畜産協会代表理事
アニマルウェルフェアを実践する農場や畜産製品の認証制度を創設する。
○「幸せな牛からおいしい牛乳」
講師:中洞正氏(中洞牧場牧場長:岩手県)
1952年岩手県生まれ、酪農家。東京農業大学在学中に
猶原恭爾(なおはらきょうじ)先生が提案する山地酪農に出会い、
直接教えを受ける。卒業後、岩手県岩泉町で酪農を開始。
著書に「幸せな牛からおいしい牛乳(コモンズ社)」「黒い牛乳(幻冬舎)」など。
TEL.090-2818-5502(事務局)
FAX.011-789-8880
E-mail:info★jikyuu.net(★を@に置き換えて)
締切2月22日(土)