7月22日(土)第2回乾物の世界へようこそ!

 かんぶつマエストロ上級の辻本宜子さんを講師に招き、基本の太巻き寿司、きくらげとほうれん草のお吸い物、切干大根漬け、葛切りの黒蜜きなこがけを作りました。
 ちょっと難しそうな今回のメニューですが、辻本先生が太巻きの具材の煮方、酢飯の作り方、乾物の調理方法など、分かりやすくデモを見せてくれました。切干大根漬けは戻した切干大根をしっかり絞り、調味料と合わせる。お吸い物は味付けをした出汁にきくらげの細切りを入れ、茹でたほうれん草を入れたお椀に注ぐ。葛切りは茹でて黒砂糖から作った黒蜜ときなこをかける。乾物の戻す時間や煮物の時間を考えたり、食材を切ったり、酢飯を作って冷ましたり、スタッフに教えてもらいながら、段取り良く作ることができました。そして最後は太巻き作り!辻本先生とスタッフから教えてもらいながら海苔の上に酢飯、具材を置き、具と酢飯を手で押さえながら一気に巻く!失敗しないかなと心配していたのですが、全員大成功!!指導してくれたみなさまに感謝です。一人1本ずつ作り、他の料理もあるため、半分は持ち帰りにしようと保冷バックの持参をお願いしたのですが、ほとんどの子が1本完食し驚きました。好評だったのはお吸い物で、きくらげを始めて食べた子や、コリコリ食感が美味しかったようです。
 午後は乾物の歴史から昆布や干物、栄養のお話し、今日使用した乾物がどのように作られているのかなど詳しく教えてもらいました。クイズもたくさんあり、子どもたちは楽しく学ぶことができました。

Copyright(c) 2013 NPO法人北海道食の自給ネットワーク All Rights Reserved.