まるごと学ぼう!!食育講座2019

めざせ料理上手!!~自分の「好(い)い加減」を見つけよう~
第4回 <修了式> 2019年9月21日(土)魚をさばいて「い加減」のお料理を!

最終回はお魚講座。講師の石崎さんが、みんなで捌くホッケと鮭のオスとメス、いくら、灯台つぶを持って来てくれました。まずは保護者も招いて鮭の学習です。オスとメスの見分け方やお腹の中の違いを教えてくれました。石崎さんが豪快に鮭を捌きながらの説明に、子どもたちも保護者も釘付け。そしてみんなが調理するホッケの2枚おろしを教えてくれて調理開始です。今回のメニューは、鮭の炊き込みご飯、鮭のあら汁、ホッケのみぞれ煮、きゅうりとわかめの酢の物。

まずは、ホッケの2枚おろしから。石崎さんやスタッフの教えてもらいながら黙々と捌く子、血が怖くておろせない子、最初は「怖くておろせない…」と泣いていたのに、みんながおろしているのを見て「やってみる!」と挑戦。おろした後はとてもいい顔をしていました。

鮭の炊き込みごはんには、ささがきごぼうとしめじを入れて、あら汁はアラを湯通しして、たくさんの野菜と味噌仕立てに。子どもたちがちょっと苦手な酢の物はきゅうりとわかめ、しらすを入れて作りました。

昼食時には殻付きの灯台つぶがテーブルに。自分たちで殻から出して食べる楽しさに、貝類が苦手なのに「おいしい!」と食べられるようになった子もいました。

炊き込みご飯にはイクラをトッピング!子どもたちの美味しい笑顔がいっぱいの昼食となりました。

午後は石崎さんから森と海のつながりをテーマに環境について話をしてもらいました。子どもたちからは「国語で森林減少について調べているので勉強になった。」「漁師は海だけで仕事をしていると思ったけど、森とも関係があるのを知ってびっくりしました。」などの感想がありました。

講座の最後には修了式。8名の6年生は卒業、多くの子どもたちから「来年も来たい!」との嬉しい言葉をもらい、たくさんの笑顔で今年度の食育講座は終了しました。

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