まるごと学ぼう!!食育講座2019

めざせ料理上手!!~自分の「好(い)い加減」を見つけよう~
第1回 6/22(土)<調理の基本>「好(い)い加減」ってなぁに?

 今年度の食育講座がスタートしました。受講生は6年生8名、5年生6名、4年生6名、3年生4名の計24名で6つの班に分かれて講座を行っていきます。

初回は手の洗い方、お米のとぎ方、だしのとり方、包丁の使い方の調理基本から。メニューはご飯、豆腐ときぬさやの味噌汁、肉じゃが、アスパラの卵とじです。まずは先生から作り方を習ってから各班で調理開始!自分たちでとった出汁は「いいにお~いっ」。肉じゃがのじゃがいもの皮むきや人参を切るのに悪戦苦闘!味噌汁は味見をして「ちょうどいい」「ちょっと薄い」と意見が分かれると多数決で味を決定。卵とじは蓋を開けてフワフワの玉子に「うゎ~!」。昼食は各班で色々な好い加減をして作ったので、おかわりは他の班のを食べることに。自分たちで作った料理が美味しく、頑なに自分の班だけを食べる子、色々な班のを食べて「全然味がちが~う!」の声に次々とおかわりをする子など反応は様々。気がつけば、すべての鍋は空っぽ、「もうご飯な~いっ!」2升炊いたご飯も空っぽに。私たちスタッフもビックリの食欲。でも美味しく楽しく食べてくれたのでとっても嬉しかったです。

午後は古布で食器の汚れを拭いてから洗う食器の洗い方を習い、自分たちで使った食器をみんなで洗いました。そして今回のタイトルでもある「好い加減」ってなぁに?のお話し。「加減」とは字の通り加えたり、減らしたりしてちょうどいいところを見つけること。料理に限らず生活の中でもたくさんある好い加減を、子どもたちが分かりやすいように色々な例えで説明。料理の好い加減では水加減、火加減、塩加減、焼き加減、茹で加減、温度の加減、力加減について教えてもらいました。子どもたちからは「加減の意味が分かった」「すごくすごくわかった」などの感想がありました。

次回はおにぎり。この食欲に何個おかわり分を用意しよう・・・と嬉しい悩み。子どもたちのいっぱいの元気と食欲の初回となりました。

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