「さ・し・す・せ・そ」の味力発見!

第4回 9/15(土)~調味料の味力を伝えよう。~

今年度最終回の講座は毎年恒例の日高の漁師石崎さんのお魚講座。今年は石崎さんおススメ、日高で豊漁だった脂ののった美味しいニシン!!まずはニシンの3枚おろしから。石崎さんからおろし方を教えてもらうみんなの目は真剣!ニシンの身は軟らかいので苦戦するかと心配しましたが、石崎さんも驚くほどみんな上手におろすことができました。今回のメニューは、炊きあがったご飯にわかめと梅を入れた「混ぜご飯」、こんにゃくと根菜をごま油で炒めた「具だくさん味噌汁」、「小松菜と切干大根のごま酢和え」はごまを乾煎りし、すり鉢で擦って作りました。そしてみんながおろしたニシンは「蒲焼き」に。子どもたちの調理はチームワークや包丁の使い方、自分でレシピを見て作ることなど成長がみられました。


昼食はみんなで作った料理と石崎さんが持って来てくれたタコトンビの刺身、そして今回の出汁がらの佃煮には3枚におろしたニシンの骨の身をほぐして入れたのですが、これが美味しい!!美味しいものがいっぱいでご飯が進み、炊飯器が全部空っぽになりました。タコが苦手な子がタコの美味しさに気づき苦手を克服!!最終回もとっても美味しくて楽しい昼食となりました。


午後は石崎さんが海で採ったままの長~い昆布を持って来てくれて昆布の話し。昆布を触ったり、匂いをかいだり、食べたりみんな興味津々。魚で醤油が作れることも教えてくれました。今回のグループワークは醤油、根昆布醤油、魚醤の味比べ。ワイワイ楽しそうなのですが、醤油を口に入れた瞬間は味覚を研ぎ澄ませて真剣な表情に。そして最後は修了式。一人一人に修了証を渡しました。最終回と言うと「最後じゃない!来年もあるんでしょ!」「来年も絶対来る!」との嬉しい声もたくさんあり、今年度の講座は終了しました。

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今年度は和食の調味料をテーマに行いましたが、調味料の魅力を知ることは料理を作ること、食べることに興味を持つために大切なことであることを実感する講座となりました。

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