まるごと学ぼう!!食育講座2018 「さ・し・す・せ・そ」の味力発見

第3回 8/18(土)~有機野菜とにわとりのいる農場へ出かけよう。~

野菜の美味しさや命をいただくことを学ぶ現地学習。今年は安平町の「無何有の郷農園」と「またたびfarm」に行ってきました。行きのバスでは循環型農業の勉強や野菜と鶏のクイズ、そして各班に生産者さんに聞く宿題も出ました。
あっという間に現地に到着!まずは平飼いの鶏舎に入り卵を収穫。生まれたての卵は「あたたか~い」。ちょっと鶏が怖くて緊張していた顔が優しい笑顔になりました。生産者の小路さんから鶏の特徴などの話しを聞き、鶏を抱かせてもらう子もしました。鶏はフワフワで温かく、心臓の「ドクドク」が伝わってきたとの感想がありました。次は野菜収穫!にんじん、ナス、いんげん、ミニトマト、トマト、きゅうり、じゃがいもとたくさんの野菜を収穫しました。新鮮なナスやきゅうりはトゲに気をつけて!赤・黄・オレンジ色のミニトマトは収穫しながら「パクっ」!「おいし~い」「あま~い」みんなニコニコ。にんじん、じゃがいもはみんな夢中になって掘っていました。


昼食は収穫した卵の茹で卵と2種類のじゃがいもの食べ比べ(男爵とさやあかね)、きゅうりとトマトは丸かじり。そして鶏舎の鶏が丸ごと入ったスープときゅうりの漬物は小路さんが作ってくれました。いただきますの前には小路さんの鶏で作った丸鶏の燻製を解体して鶏の部位や命をいただくことを教えてもらい、自分たちで収穫した新鮮野菜の美味しさや命をいただくことを実感しながら、みんなで楽しい昼食を食べました。

食後は小路さんと「またたびfarm」の俣野さんから循環型農業の話しや農業の楽しいこと、大変なことなど教えてもらいました。
帰りのバスでは子どもたちは全く疲れも見せず、到着までずっと元気な話し声や笑い声でいっぱいでした。初めて鶏に触ったり抱っこしたことが心に残ったようです。また、にんじんやじゃがいも掘りの土が柔らかかったとの感想もありました。初めての体験がたくさんでとても楽しい一日となりました。

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