まるごと学ぼう!!食育講座2017 第4回 9月16日(土)
<修了式>旬の魚をさばいて、愛情ごはんをつくる。
今年度最終回は、日高町厚賀の漁師、石崎忠幸さんを講師に魚や昆布について学びました。
まずは調理から。石崎さんからホッケの2枚おろしを教えてもらい、早速挑戦!!何の抵抗もなく黙々とさばく子や、始めは嫌がっていたのに、おろしている間にすっかり夢中になり嫌がっていたことも忘れてしまっている子、魚の臭いや血に苦戦しながらも、スタッフの指導や、班の友だちの応援を受け頑張る子も。全員上手におろすことができました。自分たちでおろしたホッケで煮つけとあら汁を作り、副菜にはきんぴらごぼうとキャベツともやしの酢の物を作りました。「魚はあまり好きではなかったけれど、家でも魚をおろしたり、もっと食べたりしたい」、「今日はホッケのほとんどを使って料理をしたので、家でも食べられるところは食べたい」などの声がありました。
午後には石崎さんのお話し。この講座で使っている昆布は石崎さんから頂いている「日高昆布」。その昆布を採ったままの根が付いた状態で持って来てくれました。昆布の長さにみんなびっくり!!昆布の採り方や干し方、1つの根に8~10の昆布が付いていること、等級があることなど、初めて見て、知ることばかりでみんな興味津々。また、日高の海で採れる魚の種類や旬についても教えてもらいました。
講座の最後は修了式。一人ずつ修了証をもらい今年度の食育講座は終了しました。全4回の講座を終えた子どもたちの感想は「みそ汁の作り方を覚えました」、「野菜の肉詰めを自分で作って、苦手なピーマンとナスが食べられるようになりました」、「2年間この講座に来て、色々な料理を作れるようになりました。家でも習った料理を作るけど、これかも作っていきたいです」などがありました。
子どもたちが、この講座で学んだこと、体験したことが今後の生活の中で活かせることを願い・・・ 今年度の食育講座は修了しました。