まるごと学ぼう!!食育講座2017 第1回 6月17日(土)

 <調理の基本>包丁を持って、だしをとって、基本を知る。

今年度、第1回目は調理の基本と栄養のはたらきについて学びました。

午前中は、手の洗い方、お米のとぎ方、出汁の取り方から。今回は「包丁を正しく持ち、使えるようになる」ことを目標に調理を習いました。たっぷり野菜オムレツは、子どもたちが家にある色々な食材を使って、いつでも簡単に作れるようにオープンオムレツ。今回はじゃがいも、玉ねぎ、人参と旬のアスパラを使いました。子どもたちに「この食材が家になかったらどうする?」と聞いたところ、「違うものを入れる!!」と答えたり、「チーズを入れたらおいしそう」と発想する子もいました。小松菜のごま和えは、この講座恒例のすり鉢でのごま擦りから。昨年参加した子が初体験の子に擦り方を教えていました。味噌汁は豆腐をどのくらいの大きさに切ろうか考えたり、みんなで味見をしながら味噌を入れて完成。自分たちで作った料理はやはりとても美味しかったようで、みんなで楽しくお話をしながら食べました。

食後は、環境に優しい食器の洗い方を習い、自分たちで使った食器を班のみんなで役割分担をして教わったように洗いました。

午後は、私たちはどうして食事をするの?食べたものは体の中でどんなはたらきをするの?を教えてもらい、グループワークで、今みんなで食べた料理を3つのグループに分けました。みんなで考えたり、教え合ったり、楽しそうに学んでいました。

帰りには「家族に美味しい味噌汁を作ってね」と全員に昆布を渡しました。早速、家族の方から、お味噌汁や習った料理を作ってくれたなどの報告をいただきました。

今年度は、昨年も参加している受講生がリードをとり、自分たちで考えたり、工夫したり、助け合ったりする様子が初回から見られ、それはとても頼もしい姿でした。

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