2014年度 種プロジェクト
2年目の活動を迎えた「種プロジェクト」は2014年度も伝統野菜と言われる固有種などを中心に種にまつわるテーマで学習会と産地見学を3回行いました。第1回は6月に自給ネットワークの理事であり酪農学園大学名誉教授の中原准一さんが「遺伝子組み換え技術の最新情報」と題して講演し、南北アメリカ大陸を中心に遺伝組み換え作物の栽培面積が広まっている現状を学びました。第2回は9月に札幌発祥の「札幌黄」を栽培する札幌市北区のタマネギ農家・澤田農場を訪問し、澤田喜幸代表から、「札幌黄」を栽培する上での課題や交配種のタマネギとの食味の違いなどについて話を聞きました。またこの日は「さっぽろさとらんど」も訪れ、奥山誠副施設長から家庭でも手軽にできる野菜栽培の方法などについて教わりました。12月は札幌市南区で自然農法による野菜栽培をする「ファーム伊達家」の伊達寛記代表から、10年間続けてきた自然農法の実践と固有種への思いなどを具体的に話してもらい、実際にズッキーニを使って種採りも実演してもらいました。
第1回
日時 2014年6月24日(火) 場所 札幌エルプラザ
タイトル 「遺伝子組み換え技術の最新事情」 中原准一・酪農学園大名誉教授
参加者 19人
第2回
日時 2014年9月月23日(火) 場所 澤田農場
タイトル 「札幌黄も栽培するタマネギ農家・澤田農場訪問」
参加者 8人
第3回
日時 2014年12年月6日(土) 場所 愛生舘ビル
タイトル「自然農法・ファーム伊達家の伊達寛記代表のお話を聞く会」
参加者 39人