食育講座2013
2013年度の「まるごと学ぼう！！食育講座」は『元気のヒミツ 合言葉は「まごわやさしい」』をテーマにご飯＋「ま・ご・わ・や・さ・し・い」の食材を組み合わせる日本の伝統的な食文化は栄養バランスの良い食事が出来ることを子どもたちに教え、毎日の食のあり方を実践を通じて伝えました。
6月～11月の6ヶ月間、毎月1回土曜日に開催し、5回はエルプラザの会場で調理と座学、1回は牧場で現地学習を行いました。エルプラザの会場で行った講座では、料理の基本である米のとぎ方、だしのとり方、包丁の使い方を始め、漁師さんから魚のさばき方を教えてもらい、一人一尾ずつホッケをおろして調理も行いました。新米の時期にはふれあい体験農園みたむらの三田村さんのお米でおにぎりを作り、稲穂や玄米、糠を手にしながらお米はどのように出来るのかを学びました。そして毎回「まごわやさしい」の食材を確認しながら調理や食事をしました。
現地学習では8月に安平町の内藤あんがす牧場へ行き、野菜の収穫やじゃがいも掘りを行い、アンガス牛の放牧場や肥育牛舎を見学し、肉牛の一生についてなどの話を聞きました。昼食には自分達で収穫した野菜と、アンガス牛のバーベキューを食べる事で命を頂いている事を学びました。
最終回には今年度の講座で学んだ事を生かして班ごとに「まごわやさしい」の食材を使ったオリジナルのお弁当を作り、保護者と共にみんなで食べました。また、午後には6回の講座をひとつずつ振り返って学んだ事を確認し、一人ひとりに修了証の授与を行って2013年度の食育講座は修了しました。
この講座で子どもたちは、毎日食べる食事は「まごわやさしい」の食材を取る事で栄養バランスの良い食事が出来る事を学びました。また、班の活動を通して仲間づくりの楽しさや協同の意義も学び、子どもたちとスタッフ双方にとって充実した講座となりました。
活動内容
期 間： 2013年6月15日～11月16日（全6回）
対 象： 札幌市内の小学校3年生～6年生 24名
受講料： 12,000円
テーマ： ～元気のヒミツ 合いことばは「まごわやさしい」～
6月15日（土） 料理の世界へようこそ フードプロデューサー 青山 則靖、環境NGO ezorock（エゾロック）
7月20日（土） まごわやさしい食事ってなんだろう？ 栄養士、フードコーディネーター 範國 有紀
8月24日（土） モ～っと知りたい 牛の牧場！ 安平町 内藤あんがす牧場 内藤 圭子
9月21日（土） うまいぞ！ とれたて旬の魚 日高町厚賀「石崎水産」代表、北海道名誉指導漁業士 石崎 忠幸
10月12日（土） 発見 北海道米ってすごい！ 由仁町 ふれあい体験農園みたむら 三田村 雅人
11月16日（土） 「まごわやさしい」弁当をつくろう！ ソムリエ、雑穀エキスパート 吉田 知子
