行ってきました「瀬尾先生とレッツGO!新得!」

017月9日に瀬尾先生含め8名で新得に見学に行ってきました。共働学舎とウェスタンビレッジサホロを訪問しました。
共働学舎では加藤さんと代表の宮嶋さんから牛の話をお聞きしました。現在飼育しているのは110頭で経産牛(搾乳牛)は57頭。ホルスタイン種は7頭で後はブラウンスイス種。ブラウンスイスはチーズ加工のためアメリカから輸入した。乳脂肪、たんぱくが濃いミルクが取れジャージー種より乳量が多い。乳牛にしては太りやすく効率は良いが繁殖障害もあるので飼料設計を考えている。元々アルザス地方で飼われていた牛で足がしっかりしていて放牧に適している。年間8000kl搾れる牛だが粗飼料中心で7000kl前後にしている。年間乳量抑えても7~8歳まで長く飼う。2歳から年1産で平均5~6産する(一般的には3~4産で更新するところが多い)。5月末から11月初めまでは放牧。6月は昼夜放牧で牛舎では搾乳するだけ。冬は運動場(パドック)に出す。放牧は5haくらいの牧区を1週間毎くらいで回している。効率を追うことを優先せず、無理なく健康に牛も人も過ごせるように考えていて、それを理解してチーズなどを買ってもらっている。という事で「みんたる」でチーズたっぷりのパスタやピザを昼食に、チーズ等を購入して共働学舎を後にしました。

02次に向かったのは3月の学習会で鶏のフリーレンジ飼育のお話をしてくださったJACKさんの農場です。お客様を案内して馬のトレッキング中のJACKさんは見た目も正にカウボーイ。お話通り鶏は自由にそこらを歩き回っていました。シカや蛇のアオダイショウもいて自然の豊かさを実感するとともに卵が蛇に取られたりしないかと心配にもなりました。トレッキングから帰ってきた馬もつなぐこともなくそこにいて、ここの動物たちの普段の暮らしの自由度が推し量られました。鶏のストレスを更に減らすために群れを雄1羽に雌鶏数羽と小分けにしようと鶏舎をいくつか建てていました。鶏の自由のために人が働いている現場を見せていただきました。

 

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第2回 7月9日(土) 産地見学(新得町「ウエスタンビレッジサホロ」)ちらし

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