食の自給フォーラム2015～佐々木十美が語るほんものの食
置戸町食のアドバイザーの佐々木十美氏を講師に招き、食育をテーマに2部構成でフォーラムを開催しました。佐々木氏は元置戸町学校給食栄養士であり、在職中の活動はマスコミ等を通じ「日本一の学校給食」として全国に知られていました。第1部の講演では、食品添加物の問題や調味料を選ぶ重要性、きちんと食事を摂る大切さなどについて映像写真を見ながらお話しをされました。第2部の対談では、佐々木氏の学校給食時代のエピソードから見える食育へのぶれない信念や、忙しい時に便利な干し野菜の調理法などが披露され、会場の参加者は頷きながら熱心に耳を傾けていました。
参加者は札幌市だけではなく遠く道北や道東からも来ており、終了後に多数寄せられたアンケートには「食べたものに責任を持ってほしいという言葉が心に残りました。子供から味覚を奪わないごはんを作っていきたいと思います。」「自分がいかに食をおろそかに、食材の良さを台無しにしているかを思い知った。たいへん勉強になった。」給食の栄養士さんからは「予算の都合もありますが、子供たちの為に考え、できるだけ良い給食を実現できるよう努力したいと思いました。」等々の感想があり、佐々木氏の食育への熱い思いと日々の食の大切さが参加者にしっかりと伝わったのを感じました。
日 時 2015年2月21日（土） 13:30～16:00
会 場 札幌エルプラザ ３階ホール
タイトル 『食の自給フォーラム2015 ～佐々木十美が語る ほんものの食～』
第1部 講演 佐々木十美氏
第2部 対談 佐々木十美氏・大熊久美子 （NPO法人食の自給ネットワーク 事務局長）
参加人数 220名
参加費 500円
食の自給フォーラム2015～佐々木十美が語るほんものの食～ちらし
