「ふれあい体験農園みたむら」会員交流会

事務局 木村

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毎年、トラストやフォーラム等の活動を行っていますが、過去、会員同士の交流場面が少なかった経緯から気軽に集まれる機会を設けようと由仁町にある代表の「ふれあい体験農園みたむら」で 10 月 12 日会員交流会を行いました。

当日は抜けるような青空、絶好のイベント日和。お昼頃から徐々に参加者が到着し、昼食のカレー作りや運動会の準備に。ビニールハウスの中には、見事なキュウリやピーマン等が実り、どの野菜にするか迷いながら収穫。野菜を調理班へ渡すと、一時間ほどでカレーが完成。取れたての野菜を使ったカレーは、一味も二味も違います。また、牛乳やトウキビ、豆腐等多くの差し入れもあり、にぎやかな食卓となりました。

食事の後はミニ運動会。稲刈りが終わったばかりの田んぼは一面稲わらが散らばっています。「そんなところで運動会? 」と警戒する皆さんの顔でしたが、競技の一つが「わら積み」。田んぼにあるわらを積み上げて、その高さを競います。大人も子供も夢中で田んぼを走り回り、わらを集めています。その甲斐あって田んぼ一枚分のわらが、わずか数分で片付いてしまいました。この競技には「農作業を体験しながらわらを片付けてもらおう」という三田村さんの計算がありました。この他にも「ネコ車」と呼ばれる一輪車を使ったリレーや野菜を的にした輪投げ、豆移し競争等を行い、まさに「農園運動会」でした。

日没にはキャンプファイヤー。火が燃え上がってくる頃、ウクレレとリコーダーの音が聞こえてきました。小学校の先生による演奏です。ある人は曲に合わせて歌ったり、またある人は聞き惚れたりと思い思いに楽しんでいます。空には満天の星が広がり、赤々と燃える火と相まって最高の雰囲気です。全員が星空に見とれていると、会員さんによる星の解説が始まりました。演奏者あり、星空博士ありと会員層の厚さを実感しました。

今回の参加者は、小さいお子さんからご年輩の方まで約 40 人にもなりました。世代を越えて語り合ったり、体を動かしたりと楽しい一日をのんびり過ごし、来年もこのような交流会を是非行いたいと思いました。

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