2005年度 「ふれんど」

活動計画

今年度も、若手会員の学習および交流の場にとどまらず、”土に触れ・人とふれあう”体験を通じて得た情報や知見を、会員や同世代に向けて積極的に発信していく活動を行います。

最近、他プロジェクトへ参加するメンバーも増えた中で、無理のない活動計画を練る必要があります。また、メンバーの増加に伴い居住地・職業などが多様化しているため、今後ともメンバー間でのコミュニケーションの維持・向上を図り、広がった仲間の輪を有効な活動につなげていきます。

会員交流会の企画・実行

過去 3 年とも、秋の収穫物を使った料理を楽しみながら交流する「収穫祭」的なテーマで実施してきましたが、今年度は会員に意見を諮りながら開催時期・場所などを検討し、より多くの会員が参加できる交流会を目指します。形態としては今までの「収穫祭」、学習会や討論会、生産・加工現場の見学体験ツアー、農村文化や郷土料理に触れる講習会などが考えられます。会員の意見と合わせ、幅広く検討します。

生産者会員への訪問・取材

普段多忙のために自給ネットの活動に参加することが難しい生産者会員をメンバーが訪問し、お手伝い (援農) や取材をします。これは、自給ネットのネットワーク機能をより引き出すこと、メンバー自身が農業への理解を深めることを狙いとして行います。

学習・交流活動

農業小学校
今年度も農業小学校で私たちのモットーである「土に触れる」を実践します。三田村校長はじめ地域の農家、他の受講生との交流 (技術・情報) など一般的な市民農園にはない利点を活かせるように、作業に無理のない区画を検討し、多くのメンバーが事情に合わせて参加できる機会を作っていきます。
メンバー内外の交流
メンバー同士では、引き続きテーマを定めての学習会や親睦のためのイベントを行います。さらに食や農、環境、福祉などの他団体・グループとの交流にも取り組み、同世代の仲間の輪を広げていきます。

広報活動

ふれん丼の発行
定期発行による作業の負担軽減と、質量ともに重厚な紙面づくりを目指すため、今年度からは発行形態を昨年度の季刊から、半年刊へと変更します。各号ごとにテーマ (農業小、会員取材、交流企画等) を取り上げて編集する方針です。
ホームページの運営
活動の予定、報告を遅滞なく掲載できる体制を構築します。

土に触れる~ふれんど活動報告~

ふれんどプロジェクトスタッフ 木村 匡希

春からの「ふれんど」の主な活動は、その名前の由来にもなっている「土に触れること」。昨年に続き三田村代表が校長を務める由仁町の農業小学校での野菜作りです。

5 月 22 日入学式&第 1 回目の授業。晴天の下、豊作を祈りながら畑起こし・畝立て・種まき等の作業を行いました。今年栽培作物は、ピーマン・ナス・トウキビ・枝豆・カボチャの他、「ツタンカーメン」と呼ばれる豆や青汁の原料となる「ケール」にも挑戦し、品種は 20 種類にわたります。

6 月は、雨が少なかったため土の乾燥がひどく、雑草が目立ち、この時期の水撒きと草取り (特にスギナ) は大変でしたが作業の後は「達成感」に満たされました。

7 月に入ると、ラディッシュを皮切りに、ピーマンやナスが徐々に収穫できるようになりました。先日は、トウキビ・カボチャ・インゲン・特大のズッキーニなどを収穫。特にトウキビは、今までで最も実入りが良く味も最高でした。これから先も作業は続きます。野菜作りのコツを一つでも多くつかみたいと思っています。

6 月 19 日「小樽運河ロードレース」の男子ハーフの部、女子 10 キロの部にメンバー 3 人が参加しました。全員完走した上、 5 位入賞者もいて、好成績を残しました。「ふれんど」の名前を見かけましたら、ご声援よろしくお願いいたします。

仁木町 中村自然農園を訪ねて

ふれんどリーダー 細野 善寛

10 月 9 日 (日) 、 5 人のふれんどメンバーは仁木町の生産者会員 (中村英雄さん、藤崎史夫さん、青木えり子さん) を訪ねました。

午前は中村自然農園にて見学・意見交換をしました。見せていただいたのは、家畜 (羊・鶏・烏骨鶏) 、果樹、野菜。中村さんは獣医師としての前職を早期退職され、 7 年前から仁木町で農業をされています。「食べものは自然の状態で作られるものが最も美味しくて体によい」という信念のもと生産されており、羊は放牧、鶏・烏骨鶏はハウスで平飼い。野菜は無化学肥料・無農薬。馬鈴薯の収穫は、「収穫」というよりも雑草をかき分けて「掘り当てる」というイメージで驚きました。中村さんは「適当」という言葉をそこここで使われましたが、それはどこか確信がこもっているなと感じました。

午後は藤崎農園を見学。見せていただいたのは果樹 (さくらんぼ、ぶどう) 、英国式庭園 (イングリッシュガーデン) 、温室。庭園は昨年の夏に伺った時よりもさらに充実していました (以前の「ふれん丼」創刊号に掲載しました) 。中学生の頃から植物を育てるのが好きだったという藤崎さんは、庭を「作る」というよりも大切に「育て」ておられるように感じました。

意見交換では農業生産や流通などなどいろいろな話をすることができ、中村さん、藤崎さん、青木さんとお会いできて本当に良かったと思いました。「実際に行かなきゃ分からない」。ふれんどは今後も生産者会員さんの所に伺って話を聞き、農業や食について考えていきます。

ふれんど活動報告

ふれんどメンバー 太田 拓寿

1 月 14 日会員交流会が開かれました。昨年 3 月の総会で交流会にむけアンケートをとり、集まった意見を元にミーティングをし、日程・内容・企画・案内と準備を進めてきました。企画の柱は小麦・大豆トラスト製品を食べよう ! 製品や手作り料理が次々運ばれとても華やかでワクワクするものでした。 50 名を超える会員が集いおいしい料理を囲んで交流の輪をひろげました。次回も多くの方に来てもらい、満足してもらえるものにできればと思います。

さて、今年 1 年のふれんどの取り組みを振り返ってみると、 3 年目の農業小学校での野菜づくり、市民マラソン大会への参加、仁木町の会員訪問、そして、ふれんどメンバーである松本啓佑君と米田香さんが婚約するといううれしい出来事などがありました。こうした取り組み、メンバーの思いを発信するふれん丼の発行や、ホームページによる活動報告を行ってきました。しかし、社会人メンバーは時間的に制約を受け参加が難しいのが現状です。このような課題に対して、必要に応じてミーティング、メーリングリストの活用による情報の共有、それぞれの思いやアイデアの持ち寄りで活動に携わるようにしていきたいと思います。

2 月には新メンバー 3 人と一緒に北見・置戸へ「食べ・学び・交流ツアー」を行い、新たなスタートをきりました。これからもふれんどというグループで学び・絆を深め、体験・発見する、仲間とたくさんのことを共有できるよう楽しく元気に活動していきます。

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