まるごと学ぼう!!食育講座2019

めざせ料理上手!!~自分の「好(い)い加減」を見つけよう~
第2回 <食事の基本> 2019年7月20日(土)健康に大切な「い加減」

今回のメニューは、鍋炊きご飯でおにぎり作りと昆布だしの野菜スープ、鶏肉の味噌焼き、ほうれん草の中華和えです。

最近はラップを使っておにぎりを作ることが多くなっていますが、今回は濡らした手に塩を付けて素手で握りました。ほとんどの子がおにぎりを作ったことがあるのですが、素手で握るのは初めての子が多く、どのくらい手を濡らせばいいのか、塩はどのくらいつければいいのかを体験できたと思います。丸、三角、俵の握り方を教え、どの形で作るかは自由にしました。ほとんどが三角のおにぎりのなか、難しい俵に挑戦した子もいました。野菜スープは最後にレタスを入れて塩と醤油で味見をしながら好い加減に。味噌焼きの鶏肉はちょうどいい大きさに切ってから焼くのですが、子どもたちにとってお肉を切るのがちょっと難しい・・・これも経験。中華和えはひじきや人参も入れました。

 

みんなで「いただきま~す!」手作りおにぎりはおいしい!!4升弱炊いたご飯、残ったおにぎりはたった4個!!みんなで作って食べる食事はやっぱり楽しくて美味しく、食が進む進む。子どもたちからは「お鍋で炊いたご飯は炊飯器で炊くよりおいしかった」の声がたくさん。昆布だしのスープも好評でした。

午後は栄養のお話しと五感を使う体験。パンときゅうりを目をつぶり、鼻をつまんで食べてみる。見えないから変なものを食べさせられないかドキドキの子や、よく噛んで味を確認しながら眉間にしわを寄せるほど真剣な子も。「鼻をつまむと味があまりしない」、「見えないと何を食べているかわからなくなった」などの感想がありました。

前回習った料理を家で作って家族に「おいしい」と言ってもらったり、米とぎや食器洗いのお手伝いをした子もたくさんいました。今回習った料理も家で作ってくれるといいな。

 

 

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