2015年度大豆トラスト

16年目を迎えた大豆トラストは、生産者と消費者の「作り支え」「食べ支え」運動の輪をより広げるため、2015年度も大豆の美味しさを伝える取り組みと、トラスト運動に賛同する人たちと連携した新たな活動を模索します。
また、昨年実施できなかった記念行事を15+1周年記念「大豆トラストビュッフェ(仮称)」とし、トラスト会員の皆さんや生産者と交流し、「作り支え」「食べ支え」の運動の継続・拡大につなげて行きます。

【活動報告】

16年目を迎えた大豆トラストは、46名の参加で190口(380㎏)となり、目標の210口には届かないまでも昨年同様の実績となりました。

今年は6月上旬の豪雨で畑に入ることができず、生産者の小野田さんは、除草作業に大変苦労されました。その後は順調に生育し、9月下旬の降雨で収穫作業が若干遅れましたが、予定通り11月22日に大豆の発送作業を終えました。

ファームレターは、大豆畑や交流会の様子、栽培履歴を含め3回発行しました。合わせて、来年度から取り扱う大豆「ユキホマレ」のサンプルを発送し、品種の紹介を行いました。

岩見沢市北村で行われた「大豆畑の見学交流会」は、大豆畑で小野田さんから栽培経過を聞き、枝豆にちょうど良く生育した大豆を一株ずつ収穫しました。お昼は協議会の佐藤会長宅で、焼き肉パーティーを行いました。参加者からは、「トラストの大豆で味噌を作りたい」「畑に着いて車を降りると土の臭いがした」。生産者からは「畑を見るだけで、こんなに感激するのかと驚いた」と感想が述べられ、生産者と消費者との意識の違いを感じ、交流することの大切さを再認識しました。今年は若いお母さんの参加が多く、子ども達の歓声が絶えない、賑やかな交流会となりました。

「おかげさまで16周年大豆料理ランチ交流会」は、スタッフ手作りの大豆料理を囲み、過去のトラスト実績をふりかえり、続けることの大切さを改めて感じることができました。

「作り支え」「食べ支え」を広げる取り組みについては、今年も野菜ソムリエの長谷部直美さんと連携し「お味噌講座」でトラスト大豆を使い、PRしていただきました。また、リサイクルと環境雑貨&カフェ「えこふりぃ」では、イベントで大豆料理を提供。北海道フードマイスターの諸澤美由紀さんには、子育てサークルの味噌作りで、トラストの大豆を使っていただきました。

味噌の仕込みは、自給ネットワーク会員の井上農園(岩見沢市)に委託し、3月中旬に発送しました。

1.2015年度大豆トラスト募集を行いました。
2015年度大豆トラスト募集

2.8月29日岩見沢市北村砂浜で「大豆畑の見学交流会」が開催されました。
大豆畑の見学交流会

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