2014年度大豆トラスト

15年目を迎えた大豆トラストは53名の参加で198口(396㎏)となり、目標の160口を大きく上回る結果となりました。この実績は、長年トラスト運動に参加して下さっている方々や道新での公募で申し込んでくれた方、昨年に続き自給ネットワーク会員である野菜ソムリエ長谷部直美さんとの連携などが実を結んだ成果だと思います。
今年は気候にも恵まれ大豆も順調に生育し、収穫作業もスムーズでした。消費税アップやガソリンの高騰から送料の値上がりが懸念され、思い切って着払い発送に切り替えましたが、大きな混乱もなく予定通り11月23日に大豆の発送作業を終えました。
ファームレターは、大豆畑や交流会の様子、生産者からのメッセージ、栽培履歴を含め3回発行しました。
大豆畑の見学交流会は晴天に恵まれ、大豆畑で山崎さんから栽培経過を聞き、池田さん宅ではいつものとおり野菜や落花生の収穫体験を行いました。お昼は2014年度から協議会の会長となった佐藤さんの倉庫を会場に、野菜が主役の焼き肉パーティーを行いました。佐藤会長からは「消費者のみなさんが畑に来てくれて交流できることは本当にありがたい。今後ともよろしくお願いしたい。」と歓迎のご挨拶をいただき、消費者からは「みなさんの大豆を毎日少しずつ大事に食べています。」と感謝の言葉が述べられ、今年も少人数ながら心温まる交流会となりました。
「作り支え」「食べ支え」を広げる取り組みについては、野菜ソムリエの長谷部直美さんと連携し「お味噌講座」やその他の講座で、トラスト大豆や味噌を使いPRしていただきました。「大豆を食べたい」という消費者の潜在意識を掘り起こし、60口の実績につながりました。
また、リサイクルと環境雑貨のお店「えこふりぃ」では、ランチブッフェやミニライブで大豆料理を提供し、大豆トラストのPRをしていただきました。
味噌の仕込みは、自給ネットワーク会員の井上農園(岩見沢市)に委託し、3月中旬に発送しました。
当初予定していた15周年の行事はスタッフの諸事情により中止とし、来年度の実施に向け改めて検討します。

1トラストの実績
2014年実績 198口(生豆176口、味噌22口、大豆396kg)53名
2 活動内容
5、6月    会員、前年参加者への案内、道新での公募
8、11、12月 ファームレター発行(大豆畑の様子、交流会、栽培履歴他)
8月30日  大豆畑の見学と交流会12名(トラスト会員7名、生産者3名、スタッフ2名)
2014大豆

11月23日  大豆発送作業
翌3月中旬 味噌の仕込み及び発送 井上農園
3「作り支え」「食べ支え」を広げる取り組み
●野菜ソムリエ長谷部直美さんとの連携
●リサイクルと環境雑貨のお店「えこふりぃ」との連携



2014年度大豆トラストのご案内

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